”un \unbientのカットソー”

 


今週の1Fは”グレー”

弊店のサイトにも書いたのですが.....


最近映画を見た。その映画ではグレーの衣装を纏っていた。理由は”照明を消せば消えてしまう。ライトを当てれば飛び出す色ということ”だったそう。


とてもそのグレーが印象に残っていたのでグレーを並べる事にした。



近くにtoibooksという本屋さんがありまして、その本屋さんに行かれる時は寄ってくださる

お客様がいます。

とても本がお好きで、映画もお好き。

しかも凝り固まったジャンルでは無くアニメから時代物もディズニー映画も見ておられる。

そんなお客様が本当に久々にやってきたので、びっくりした。(ブログは読んでおられません)


店主『今日はグレーを並べています。』

お客様『綺麗ですね』

店主『先日映画を見まして....』

お客様『それ月曜日に観に行こうかと思っています』

(緊急事態宣言とやらのせいで公開している映画館は土日は閉じている)


それから、映画の話になった。

泣く映画の話になり、何が今までで一番泣いたか?という事に。


私は、もう忘れてしまったけれども何かの映画を見に行って、本編が始まる前のフラナンダースの犬を予告で号泣した。


そんな話をして、あさま山荘が舞台となった映画の話となんとも深い話になり。

私は次の休みに見たいと思う映画が決まった。


で、seya.のハンドステッチのシャツをご試着。



私『これ、ハンドステッチなんですよ』

お客様『わー』

私『そうなりますよね。でもインドとかでは生地を縫うのも手作業でseyaさんが旅に出た時にピスタチオを作るところを見たらみんな手作業で。私たちはハンドメイドと聞くとわーって思うけど貴重?とか...でもここではハンドメイドは当たり前で....そんな話をしておられたんですよ。。』

お客様『なんだか、奥深い話だなそれは.....考えさせられるな.....』

私『ハンドステッチじゃないものもあるんですけど、この話もしたいと言うのもあってハンドステッチのシャツを仕入れました』


で、お客様は半袖のシャツとかカットソーとかを見たいと。



un/unbientのカットソーをご提案。


少し前まではゆったりしたのを着ていたのだけれど、最近は少しコンパクトなのが気になると。


フォルムはゆったり気味なんだけれども、首が詰まっている為か緩すぎずに着れます。

そして、きっと今までだとサイズ2を選んでおられただろうけど、サイズは1で。



まるで、塩加減を今までは小さじ2にしていたけど、ちょっと歳もとり体にも気を使う様になって、減塩のため小さじ1で....




みたいな感じだなーと思った。




弊店のサイトにabout というページがございます。その中に

”その何かに興味を持ってくださり、そこから服へまたは別の世界へと繋げて行き、何か感じて頂ければ、そして再びガラス戸を開け大きな世界へ…”


という文言がございます。



でも、私たちはこの店に立ち寄ってくださるお客様から色々な世界を教えていただいております。



ありがたいなーと店主と話、ムシムシする道を帰りました。今年の梅雨は長そうだ。



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