”ふるまう”
毎週金曜日の閉店間近ごろに私たちのお店の1階のディスプレイを変える事にしている。
先週の金曜日は暇だったので、18時ごろに変更した。
店主と何気ない会話から、来週のテーマはこうしようと決めていく。
今週は、”脱ぐ所作みたいな”がテーマ。
所作というのは、”ふるまい”という事。
ここで、話は飛ぶんだけど、”振る舞う”という日本語には
行動する的な、”ふるまう”
と
お酒を”ふるまう”
がある。日本語の奥深く面白いと思った。
その”ふるまう”というのがテーマです。
ジャケットなどを脱ぐ行為が私は結構好きなのです。
脱いだ時にそのジャケットの良さみたいなモノが見えてくると思っています。
それに、年々脱ぎ着出来るモノが重宝する気候になっていると思う。
室内はこれでもか!ってくらい暖房がきいているし.....
そんな事を2人で話し合って1階はセレクトした。
並び終えたくらいにCLASSのウルトラスエードのゴムが緩んでずれるので、紐をいれる
お直しを引き取りに着てくれたお客様が、ジャケットを数枚試着してくれた。
何枚かはほぼ強制的に(笑)
彼が、unのジャケットを着て
『こういうのに魅かれるんですよねー。他には”ない”感じの。』
と言った。
洋服というのは、昔は防寒だったりと道具としてのプロダクトだったと思う。
でもファッションというのは違う。
プロセスがある。
そして、自己表現の1つだったりする。
気分!それが今は大事な気もします。
それに、今持っている洋服だって何かをプラスする事で見え方も変わる。
ひと役買ってくれるのがCLASSのアームフォーマー。
グッと今までの気持ちと変わるので、是非。
っとあまりにも、大雑把ですが、本当にただ付けて欲しいです。
気分ってのに任せて..........
合わせ方は無限で自由。お洋服も自分も楽しんでください。