”新しい出逢い”


前回に引き続き、2019AWの事をご紹介しております。
店頭では、こんな感じでワイワイと次回の入荷の事をあーだのこーだのお話しているわけですが........。




生きていると、いろいろな出逢いはあるわけです。


私たちは、気に入った場所を見つけたらそこばかり行ってしまう癖があります。
なので.....それほど色々な所に出歩く事もないですし、なんせうちの店主は人見知りがすぎるので、なかなか社交的な場に自ら飛び込むような事もないのであります。


店主は時々お客様から、どうやってブランドを探すのですか?
なんて事も聞かれておりますが.....

色々ですね と笑って答えていました。


で、今日ご紹介するブランドは色々な出逢いの1つです。




見に行った展示会の奥の方に陳列されていたニットが、気になってしょうがない私と店主。

スタッフなのかなと思っていたパソコンを開いて作業していた青年はデザイナーで....聞くと、今回がファーストコレクションだそう。
彼はニットを作るデザイナー。kota gushiken という。

その中で芝生に花が咲いているイメージで作ったモノがありました。
なんとも幸せな気分になるというか....
映画館やコンサートを見た後に感じる、気分が高鳴るというか満たされたよな、そんな感じになったというか....(うまく表現ができませんが...)


アートというのはそれに触れた時の喜びだったり刺激だったり挑戦だったり、少なくとも人間に何かを与えていると思うんですよ。
それだけを取ればアートもファッションも同じだと思う時があります。

それと同時に、ワークだったりミリタリーだったり用途がしっかりして出来上がった”美”みたいな物もあります。これもまた芸術なのかもしれないとも思います。
物を伝えるために書かれた古い絵画なども、現代は美しい絵を見ようと誰もが美術館に足を運ぶわけで

この2つの”美”というか芸術というか......その2つに勝手に分けるとすると最初の方を私たちは探していた気がします。

話が脱線しまくりましたので、戻すと......

kota gushikenのニットは触れた時の喜びだったり刺激だったり挑戦だったり、少なくとも何かを与えれる物のような気がしました。

”あー見つけた!”(隠れんぼで鬼が友達を見つけた時みたいな感じ)
っというのがkota gushikenとの出逢いなのです。



で...いつも、クタクタになりながら帰りの新幹線の中でメルヘンというフルーツサンドを食べる事だけを楽しみに新幹線に乗り込みます。その日も同じくして終了。


kota gushikenのご紹介のはずが、全くアートやら芸術やらメルヘンのサンドイッチ(品川の駅で販売してますので、是非。疲れた脳みそにしみます。)の話となったわけですが.....


次回に続きます。




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