”ルパン三世の法則”

今までの人生、車というモノに全く興味がありませんでした。
”車は遠くに行くのに便利な乗り物”
でしかない私には、
どちらかと言うと、電車の方が楽しいのです。
電車の中で読む本だったり。
移り変わる景色だったり....
後、切符！
あの形、大きさが好きです。

最近は、車での旅もなかなか良いものだという事を知り。
少し車という乗り物にも興味を持ち出しました。


お客様が乗っていたお車と私の父が乗っている車が同じモノだった事もあり、
車のお話になりました。

私の父は183センチと大柄です。
でも今乗っている車は小さな車です。

「大きな男が小さな可愛い車に乗って！」

と笑っちゃいますよねーと話を

すると....

優しいお客様は、

「大きい人が”敢えて”小さな車を乗るの、カッコ良いじゃないですか！！
ルパン三世みたいでー！！」

と.....

（父の体重は８０キロ以上あります。お腹も臨月の妊婦さんくらい出ています。決してルパン三世みたいに脇をしめて猫背で縮こまって運転したくても、たぶんお肉が邪魔して出来ません。でも、お客様のあたたかい優しさと父の名誉の為に”敢えて”言いませんでした。）

この綺麗なピシッとしたシャツは”敢えて”洗いアイロンもかけずにくしゃくしゃっとして着ると、ちょっと小慣れた感が出ます。

いつもはサイズ２を着ている定番のシャツを”敢えて”サイズ４を着ると、シュッと見える時があります。

他にもあります。きっちりした格好に”敢えて”サンダルを合わせると堅苦しくなく、気取った感が出ません。

”敢えて”というのは......
自信を持って誰かが勝手に決めつけた法則を変えてみる事なのかもしれませんね。
それが、自分のオリジナルになるのかもしれません。