”イッショウモノ”


”イッショウモノ”
これは魔法の言葉です。

10代20代の頃、高いものを買うときは「これはイッショウモノだから!」と買ったものがたくさんあります。
(その頃から10キロ近く太っていなかったら今も着ていただろうコートなどがクローゼットを占領しています)
とても良い生地だし、ベーシックで気に入っていますが、やっぱり何処と無く若く感じてしまい着れません。
(先ほども述べましたが他の理由もございます。)



店主が最近、古い時計を購入しました。
ベルトがなんだか店主の雰囲気に合っていなかったようで、Tochca(トーチカ)という弊店で取り扱いしてるレザーのブランドにお願いして、ベルトを替えました。
それを見た他のお客様が「ベルトの強度はどうですか?」
とお伺いすることが多々。

私は、7年ほど前に同じくベルトをTochcaに頼み作ってもらいました。とても強く強度もあるかと.....思います。でもやっぱり毎日使っているわけではなく.....

そして....




先日、時計関係のお仕事をされている方にその強度に関してお伺いすると
その方は1年に1回ベルトを替えると....
聞きました。(なので強度は保たれます。)

その概念がなかった私は、急に服をコーディネートするのと同じだ。
と楽しくなりました。


1年に1回でなくても時々交換してあげると、より長く使えます。
たまにはお休みも必要です。
それに、何より気分転換は必要です。

時計は”イッショウモノ”なのかもしれません。(ついに!)
っとまた魔法の言葉がよぎります。

すると、店主に
”何が起きるかわからないのだから、好きなものもこの先変わるかもしれないし...
その魔法の言葉で買い物するのではなく、
今どうしたいか?じゃ無い?と....."

やっぱり”イッショウモノ”というのは魔法の言葉です。
なんだかんだ述べましたが、(長い長いグデグデとしたこの文書を読んでくださったのに申し訳ございません。)

魔法はいつか解けるので.....




ただ、時計が欲しいのです。私は。そしてベルトを明るい色に替えたいです。
そして、”服によってベルトを替える”なんて楽しみをやってみたいのです。












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