"Old Barbour"
「うっわー」
と.......
見上げた先のバブアーを見ながらお客様は言います。
バブアーとは本来、漁夫の作業着として水に強い生地を作った。
その為に生地に沢山のオイルを含んでいます。
”重くオイル臭い。”
そんなイメージが私の中のバブアーのイメージです。
しかし、着るととても紳士的な風貌に(バブアーの歴史的な先入観も相まって...なのかも!)
きっと中のチェック柄も手助けしているのか、とにかく紳士的になり少し大人っぽく見えます。
「レザーに似ているのです。」
と店主はお客様に言います。
「これは同じ時期の同じモデルですが、全く別のものになっています。」
と続きます。
「きっとこの元々の所有者の背景が違うのでしょう...」
と店主。
「この独特の匂いが嫌だったのかな?洗濯機でガンガン回してますね」
「やけくそになったのかな?笑」
と、お客様はその元々の所有者の日常を想像しだす...
それがビンテージの楽しさなんだなーと思いました。
長い歴史のあるブランドです。
膨大なバブアーのコートを作ったでしょう....
そして、膨大なビンテージもあるのかもしれません。
ただ、LILY1ST VINTAGEが選ぶのは、その中でも納得できる1着1着です。
想像させて、楽しむ。
私たちに現代の都会で洋服を着るという、何かしらのヒントを与えてくれるだろう1着です。
この期間、その”何か”を想像して感じて頂ければ幸いです。
ガラスド ノ ウチ #4
”Old Barbour”
LILY1ST VINTAGE in INSIDE MY GLASS DOORS
11/17(金)ー11/20(月)
12:00-20:00