”服から良い香りがしたら良くないですか?”
今週の1階は香りとアンダーウエアをセレクトしております。
「香りなんて全くと言って良いほど興味がなかったですが」
と弊店でお洋服を買ってくださったお客様が時々こう言って再度来店されます。
(この時はまあまあ1度目と2度目の来店の間を開けず...)
「家に帰って服をクローゼットの中に閉まって、次の日クローゼット(又は引き出し)を開けると、とても良い香りがするので.....そして気分が心地よくなるんですよね」
と、この暑い5月に汗だくになりながら、本日もご来店くださいました。
私たちは、OPENの時に必ず行う事があります。
掃除をする。店頭の商品を並べ替える。前のウメモドキの木に水をあげる。
そして、お香かキャンドルに火を灯す。
火を灯す時は、教室のチャイムの様に”始まり始まり”と頭の中で呟いています。(私は)
そして”感謝の気持ちと本日の気合いと穏やかな気持ち”が同時に現れます。
そして、一気に深呼吸すると心地よい香りが体全体を包んでくれてすっきりします。
で、よし!とお店を開けます。
それを、2年続けていますので、香りが服につくわけです。
特にお香は付きやすいと思います。
煙が空気に沿って動いていく様を見ると、服も横切っておりますので、香りが付くと思われます。
香りというのはリラックスできると同時に記憶に残ります。
再びその香りに触れると記憶が蘇ります。
男性は冷え切った冷房の効いた弊店ですっかり汗も引き、色々と香りを嗅ぎ分け、ご自身にぴったりな香りを選んでいきます。
お香は4種類とキャンドルは数種類あります。あと香木は1つ。
ご自身の気に入った香りを見つけてください。
その香りが弊店の記憶となってくださるのかと(勝手に)思うと何とも感動的な気分になります。(勝手にです。)
日本でも平安時代には”薫物合わせ”という遊びが貴族の中で流行っていたそうです。
(日本でも香りの歴史はございます)
男性と女性が直接顔を合わせると事が禁止されていた時代に、廊下を通った人が誰かを
香りで判断していたそうです。
嗅覚は五感の中で最も脳と直結しているらしく、香りというのは類は友を呼ぶ傾向があるそうです。
友達や、もっと言えばパートナー。同じ趣向の香りの持ち主を本能的に嗅ぎ分けている事すらあるらしい......
嗜好が同じというのは、服装や持ってるもの、見た目的な事はわかりやすく、話してみると、好きな雰囲気や、映画、音楽が同じだったり、レストランに行くと好きな味が同じだったり.....
一瞬身近に感じない香りが先に述べた嗜好以上に、最も気の合う人を探す手段だったようです。
なので、平安時代....廊下を通る人の香りだけで心が奪われる事があったそうで....
それはあながち間違っていなかったと言う事なのかも?
『今回もおすすめ』
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このお香はBog Myrtle(ヤチヤナギ)という植物から作られています。
スパイシーな香りがします。っと言ってもカレーの香りとは違います。
スッキリするのに、とてもつもなくリラックスし病みつきになる香り。
聞いた話ですが、ヤチヤナギが生えている道を歩くと眠くなると言われており、
不思議の国のアリスのアリスはこの香りを嗅いで心地よくなり眠ったのでは
という説があるそうです。
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