”山内のとういうブランドについて話しますと....”



私がこのブランドを知るきっかけとなったのは、店主の白いシャツを洗い干そうした時。
今までのシャツではありえない感じのふんわり感があり、空気が含まれている。
昨日店主が着ていた、あのシャツなのか?!
やばい、何かやらかしてしまってくっ付いていた生地が剥がれたのか?
なんだか、構図が見えないまま、どうして良いのかわからないパニック。

店主に電話を。説明もちゃんと聞かずに.....

「それ、裏地ついてるから、乾いたら戻ると思うので大丈夫やから」

私にしてはシャツに裏地?なんだ?それ?ですよ。
そして、よく見ると、袖の付け根がシャツの作りとはちょっと違う。
まじまじと見たくなる作りでした。

心配する事なかれ....
乾くと元に戻っておりました。





帰ってきてから、説明を受けました。

日本のブランドで.....
塩縮加工という伝統的な加工方法を施してある事。
仕立ては山内のアトリエで行われている事。
縫製した人の名前がタグに書かれている事。
日本の生地で日本人の手で作っている事。

で、店主が

陶器のことは詳しくわからないけれど、そんな焼き物みたいな雰囲気のあるシャツというかブランドなんだ
と....


有松塩縮加工シャツはうちにあった本に載っていた”志野焼”の茶碗に似ていた。

山内というブランドをひと言でいうと、日本の焼き物みたいなブランド。

これが、私たちの思う山内です。


で、今回の塩縮シャツは別注したブラックウオッチで作ってもらいました。
スコットランドの伝統的な柄を、日本の技術で日本人が作る。
なんともモダンな話だと思いませんか?

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